まず結論
- Xiaomi TV A Pro 65 2026は、「65インチの大画面でネット動画をきれいに楽しみたい人」に向いた4K QLEDチューナーレステレビです。
- 量子ドットディスプレイ、4K、HDR10+、Filmmakerモード、MEMCを備えており、ただ安いだけの大画面テレビではなく、画質も使い勝手もきちんと意識したモデルです。
- Google TV、音声検索、Google Cast、Apple AirPlayに対応しているため、YouTubeやNetflixなどの配信サービス中心の使い方と非常に相性が良いです。
- 65インチ / 4K / 60Hzなので、映画やライブ映像、スポーツ観戦にはかなり向いていますが、4K 120Hz級の本格ゲーミングテレビではありません。
- 一方で、地上波・BS・CSの視聴前提には向かないこと、サイズが大きいため設置スペースの確認が重要なこと、Game Boostの120Hzは1080p時のみな点には注意が必要です。
概要
Xiaomi TV A Pro 65 2026は、XiaomiのA Pro 2026シリーズに属する65インチの4K QLEDスマートテレビです。 日本ではチューナーレススマートテレビシリーズとして展開されており、一般的な「放送を見るテレビ」というより、 ネット動画、映画、キャスト、アプリ利用、ゲーム機接続、モニター接続を重視した製品として考えるとわかりやすいです。
同じXiaomi TVでも、通常のA 2026シリーズより上の立ち位置にあるのがA Pro 2026シリーズです。 この65インチモデルは、量子ドットディスプレイ、広色域、4K解像度、HDR10+、Filmmakerモードといった要素を備えており、 価格を抑えつつも「画質もちゃんと欲しい」という人に向いたバランスの良いモデルです。
主な特徴
- 65インチ / 4K(3,840 × 2,160)で、リビング向けの大画面として迫力がある
- QLED量子ドットにより、色の鮮やかさに強い
- DCI-P3 94%・10億7000万色で色表現が豊か
- HDR10+ / HLG / Filmmakerモードに対応し、映像作品との相性が良い
- MEMC 4K 60Hzで、動きの速い映像も比較的なめらか
- Google TVでネット動画アプリやおすすめ表示が使いやすい
- Googleアシスタント built-inで音声検索がしやすい
- Google Cast / Miracast / Apple AirPlayでスマホやPCから映しやすい
- Game Boostモードで、1080p時は最大120Hz表示に対応
- 低ブルーライトモード・DC調光で、長時間視聴にも配慮されている
- HDMI ×3、eARC、ALLM、LAN、光デジタル出力を備え、接続性も十分
スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Xiaomi TV A Pro 65 2026 |
| サイズ | 65インチ |
| ディスプレイ | QLED |
| 解像度 | 4K、3,840 × 2,160 |
| 色域 | DCI-P3 94%(標準値) |
| 色深度 | 10億7000万色 |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 映像補間 | MEMC 4K 60Hz |
| HDR | HDR10+、HLG、Filmmakerモード |
| 視野角 | 178°(H)/ 178°(V) |
| OS | Google TV |
| CPU / GPU | クアッドCortex-A55 / Mali-G52 MC1 |
| メモリ / ストレージ | 2GB RAM / 8GB ROM |
| スピーカー | 10W ×2 |
| 音響機能 | Dolby Audio / DTS:X / DTS Virtual:X |
| 接続性 | Bluetooth 5.0、デュアルバンド2.4GHz / 5GHz Wi-Fi |
| 端子 | HDMI ×3、USB 2.0 ×1、LAN、光デジタルオーディオ出力 |
| HDMI機能 | eARC、ALLM、Game Boostモード(1080p時最大120Hz) |
| スマホ連携 | Google Cast、Miracast、Apple AirPlay |
| 目への配慮 | 低ブルーライトモード、DC調光 |
| VESA | 300 × 300mm |
| 本体サイズ(スタンド込み) | 1445 × 391 × 900mm |
| 本体サイズ(スタンドなし) | 1445 × 75 × 833mm |
| 重量(スタンド込み) | 13kg |
この製品のいちばん大きな魅力は「65インチで画質もちゃんと良いこと」
65インチクラスになると、画面が大きいぶん、映像の粗さや色の浅さも目立ちやすくなります。 そのため、ただ安いだけのテレビを選ぶと、設置後に「思ったよりきれいじゃない」と感じることがあります。
その点、このモデルはQLED量子ドット、DCI-P3 94%の広色域、10億7000万色表示に対応しており、 65インチの大画面でも色の見栄えをしっかり意識した構成です。 映画、アニメ、ライブ映像、自然風景の映像などでは、色の鮮やかさの違いを感じやすいです。
Google TV搭載で、ネット動画中心の使い勝手がかなり良い
このテレビの使いやすさを支えているのがGoogle TVです。 YouTube、Netflix、Prime Videoなどの主要サービスを使いやすいのはもちろん、 ホーム画面からおすすめコンテンツを見つけやすいのも大きなメリットです。
さらに、Googleアシスタント built-inに対応しているため、リモコンから音声検索しやすいのも便利です。 Apple AirPlayにも対応しているため、iPhoneやiPad、Macからのミラーリングやストリーミング用途とも相性が良いです。
Google TVで便利に感じやすいこと
- 配信サービスを横断して作品を探しやすい
- 音声検索でタイトルやジャンルをすぐ探せる
- スマホの動画や写真をキャストしやすい
- 家族ごとにおすすめ表示を分けて使いやすい
画質は映画やスポーツ観戦とも相性が良い
このモデルはHDR10+、HLG、Filmmakerモードに対応しており、対応コンテンツでは光と影の表現もより豊かになります。 映画やドラマ、ライブ映像のように、映像の質が満足度に直結するコンテンツでは特に良さが出やすいです。
また、MEMC 4K 60Hzに対応しているため、スポーツ中継やアクション映画など、 動きの多い映像も比較的なめらかに見やすいです。 加えて、Game Boostモードでは1080p時に最大120Hz表示に対応しているため、 普段の60Hzテレビよりゲーム用途も少し意識した作りになっています。 ただし、これは4K 120Hzではないので、そこは分けて考えたほうが良いです。
音は普段使いに十分。外部スピーカーとの相性も良い
音響面では、10W×2スピーカーに加えて、Dolby Audio、DTS:X、DTS Virtual:Xに対応しています。 テレビ単体でも普段使いには十分な音を出しやすく、価格帯を考えるとしっかりした構成です。
さらに、HDMI eARCにも対応しているため、将来的にサウンドバーを追加したい人にも向いています。 最初は本体スピーカーで使って、あとから音を強化する使い方もしやすいです。
目への配慮や見た目の良さもポイント
このモデルは低ブルーライトモードとDC調光を備えており、 長時間視聴時の目への負担を意識した作りになっています。 夜に映画や動画を長めに見る人にとっては、こうした積み重ねが意外と快適さにつながります。
デザイン面では、ベゼルレスに近いフルスクリーンデザインとメタルフレームを採用しており、 65インチという大画面でも比較的すっきり見えやすいです。 大型テレビは存在感が強いぶん、見た目の印象も大事ですが、このモデルは価格帯のわりに安っぽく見えにくいです。
弱点や注意点
- 地上波放送をそのまま見たい人には向きません。チューナーレス前提で考えるのが無難です。
- ネイティブリフレッシュレートは60Hzなので、4K 120Hz級の本格ゲーミングテレビではありません。
- Game Boostの120Hzは1080p時のみなので、そこを勘違いすると期待がズレやすいです。
- サイズが大きいため、設置スペースや視聴距離を考えずに買うと圧迫感が出やすいです。
- RAM 2GB / ROM 8GBは実用十分ですが、上位スマートTVのような余裕たっぷり構成ではありません。
- VESAは300 × 300mmなので、壁掛け金具は対応サイズの確認が必要です。
どんな人に向いているか
| 向いている人 | あまり向いていない人 |
|---|---|
|
・65インチで映画やライブ映像を楽しみたい人 ・地上波よりネット動画中心の人 ・画質もある程度しっかり欲しい人 ・Google TVや音声検索を活用したい人 ・AirPlayやGoogle Castも使いたい人 |
・地上波視聴がメインの人 ・4K 120Hz級のゲーム性能を求める人 ・設置スペースにあまり余裕がない人 ・最高級のMini LEDや有機EL級を狙っている人 ・小型テレビを探している人 |
失敗しにくい選び方
見るべきポイント
- まず地上波受信が必要かどうかを整理する
- 65インチが部屋に合うかを設置スペース込みで確認する
- 映像重視なら、QLED・HDR10+・Filmmakerモードが欲しいかを考える
- ゲーム重視なら、120Hzが1080p限定である点を理解しておく
- 壁掛け予定ならVESA 300 × 300mm対応金具かどうかを確認する
まとめ
Xiaomi TV A Pro 65 2026は、「65インチの大画面で、ネット動画をきれいに楽しみたい人」にかなりわかりやすい1台です。
- 4K・QLED量子ドット・広色域で画質に強みがある
- Google TV・音声検索・Google Cast・AirPlayで使い勝手が良い
- HDR10+・Filmmaker・MEMCで映像体験をしっかり底上げしている
- HDMI ×3、eARC、ALLM、LAN、光デジタル出力で拡張性も十分
- 一方で、地上波非対応前提、60Hz、120Hzは1080p限定、設置スペースの確認が必要という注意点もある
「とにかく大画面で、しかも画質もちゃんと欲しい。だけど価格はできるだけ抑えたい」という人には、かなり魅力のある選択肢です。